☆彡ちゃうねんっ!電車編

 

 毎朝環状線に乗り換える。折り返し始発である。平日は横長の座席だが休日はボックス席で二人掛けと一人掛けに分かれる。折り返し時に座席の向きがガラっと変わり、一番端の対面式の座席以外では大半の乗客は進行方向を向いて座ることとなる。ここで私はいつもイライラする。

 

 ちゃうねんっ! 電車では進行方向とは逆を向いて座るのが正解やねん。これは私個人の意見ではなく、昔から言われていること。理由を推測するに

1.力のかかる方向を考えれば進行方向を背にした方が背中がシートに押し付けられるようになるので明らかに楽。進行方向に向いて座っていて列車がブレーキをかけた時の「おっとっと」を思い出せばお分かりになると思う。

2.進行方向に向いて座っていると、車窓の風景が矢のように目に飛び込んでは後ろに消え去っていく。もう一度見たいと思ったら振り向くしかない。進行方向逆向きに座っていると、風景は最初に目に入ってからゆっくりと遠ざかっていくし気になるものがあればかなり長い間見ていられる。長時間の乗車では目から入る情報による疲れ方が格段に違う。

 

 なのに~な~ぜ~♪ JR自ら進行方向を向くように座席を回すのかどうしても納得できない。マナーの本などでも進行方向窓側が上座になっているものが多い。このままでは私が常識のない人のように思われてしまうかもしれないと思うと心配で仕方がない今日この頃。