☆彡バジルを添えて

 結婚して3年半、夫のお料理がどんどんレベルアップしている。

 今夜はハンバーグを作ってくれた。外はカリッとしていて中はふっくら、めっちゃおいしい~💛 ほかは昨日作ってくれてた鳥のスープと、私が作ったなすとエリンギの卵炒めにベランダ栽培のバジルを添えて……。明日の朝は残ったやつでハンバーガーを作ってくれるそうです。素晴らしい! 結婚するまでは自分の食べた食器も運ばなかった人だなんて信じられない。

 朝ご飯が楽しみだと朝起きるのが苦痛でなくなる。そういえば先日友人Kちゃんと会った時に、いいマットレスに替えてから眠りが深くなったという話をしていて、若いときほど朝が辛くはなくなったけど「さわやかな目ざめ」っていうのは経験がないなあと気がついた。コマーシャルでよく見るような、大きな伸びをしてキラキラっと笑顔で起きるようなさわやかさは生まれてから一度も経験がない。Kちゃんもないと言っていた。本当にあるのか? コマーシャル寝起き。毎朝あんな風にさわやかに起きてるわよ、って人がいたらぜひご一報ください。

 さてお料理といえば、私はわりとお料理好きだが、細かいことや凝ったことはしない。大雑把、はっきりいえば雑である。家庭料理なのだから栄養があっておいしければええやんと思っている。盛り付けとかもめっちゃ下手くそだ。

そんな私の雑料理メソッドその1「我が家にみじん切りはない」みじん切りはしない、というかできない。そして必要性もあまり感じない。

その2「ハンバーグの玉ねぎは炒めない」ハンバーグの作り方といえばみじん切りの玉ねぎを炒めてからミンチ肉に混ぜるというものだが、何が無駄って、炒めた玉ねぎを熱いままでは生肉に混ぜられないため、冷ます時間がとってももったいない。ためしにある時、生のままの玉ねぎを混ぜて焼いてみたらあら不思議、全く差支えのない出来上がり。今までのあの作業はなんだったの?

 その3「ロールキャベツのキャベツはゆでない」ロールキャベツはとってもおいしいが、何が大変って、キャベツの葉の大きいのを確保することと、それを事前に柔らかくゆでること。大きなお鍋に大量のお湯をわかしてゆでるのがとても大変だしゆでた後のお湯ももったいない。途中からはゆでずにレンジでチンするようになったがそれでも大きな葉をラップでくるんで適度なゆで加減にチンするのもとても難しい。

 ある日私はそのレンジでチンするのを忘れてしまった。春キャベツのわりと柔らかい葉っぱだったからだ。なんとなく違和感を感じながらお肉を巻き終えて気づいた。もちろんそのままスープで煮込んだがとてもうまくできた。そしてそれ以降、春キャベツ以外の堅いキャベツの時も、バリバリバリっと生のままお肉を巻くようになった。どうせ煮込めば柔らかくなるし一緒やん。巻く時に葉っぱが破れてしまったりするけど、家で食べるのなら差し支えないし。

 

 それよりも、ロールキャベツにおける私の長年の悩み、それは「食べる時にキャベツの繊維がうまく切れない」ってことだ。お箸はもちろんナイフを使ってもうまく切れず、せっかくロールしたのにびよよ~んとめくれてしまったりする。仕方なくそのままかぶりついたりしているが、どなたかこの問題に解決策があるわよ、って人がいたらぜひご一報ください。

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コメント: 2
  • #1

    かんちゃん (水曜日, 19 8月 2020 08:09)

    男性に料理振る舞ってもらうと嬉しいですよね。
    私は先日みりんベースの生キャラメルを作ってもらいましたよ!

  • #2

    雛澪 (金曜日, 21 8月 2020 13:55)

    かんちゃん、生キャラメルとはマニアックやなあ~。
    凝り性で器用な男性はお料理にとても向いてるよね。