朝、三味線のお稽古をしながらオリンピックのサーフィン競技を見ました。
ドローンを駆使して撮影されている波の様子などが迫力満点で
人間ってよくこんな怖いスポーツを考え出したもんだなあと思いました。
考えてみれば、私が19歳で一人旅を始めた時も、単独自転車ツーリングをした時も
ヨーロッパに一人旅を始めた時も、初めての時はものすごく怖かったのですが
サーフィンと決定的に違うことは、人間の知恵や力で何とかなるかどうかという
ことではないでしょうか。
やりたいと思ったことが怖いことでも難しいことでも、有事の際に必死で解決策を
考えて何とかできそうな事柄であれば、できる限り実現してきました。
反面、自然相手のことは本当に怖いです。だから私にはたぶんサーフィンは
できないと思うし、ちょっとでも熊の出そうな気配のある山とかも行けないんです。
北海道を旅していると、女性でも単独キャンプで回っている人に何度か会いました。
私は駅とか無人の小屋とかフェリー乗り場の外(出航待ちの人がたくさんいる)とか変なホテルとかあらゆる種類のところに泊まりましたが、単独キャンプ(野宿)
だけはできないんです。鍵がないんで(笑)
サーフィンで銀をとった五十嵐カノア選手はいいですね。何がいいって
送られた銀メダルをじ~と見つめているところにグッときました。
銀や銅で「とってもうれしいです」と言っている選手もそれはそれで素敵ですが
個人的にはやはり、順位の出るものや数字で結果があらわれるものに対して
2番になったことを悔しがる選手の方がとても魅力的ですし
必ず将来大きく伸びると思わせられます。
音楽家もある種アスリートだと私は思っていますが、順位が出るジャンルがうらやましいと思うことがたびたびあります。だから試験が好きなんだろうなあ。
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