昨年7月から受講していた「大阪市 要約筆記者養成講座」が完了し、2月20日に認定試験がありました。試験結果は1か月後です。要約筆記とは、聴覚障害者の中で、主に手話を母語としない中途失聴・難聴者の方のために音声情報を文字情報に変えて情報保障を行う仕事です。
試験にそなえて何十年ぶりかというくらい猛勉強しました。このためか、最近聴覚障害者を扱ったアニメや映画が目に留まります。我が家でイチオシの「王様ランキング」もその1つです。
先日は映画「Coda コーダ あいのうた」を観ました。聴覚障害者の一家と、その中でただ1人健聴者である高校生の女の子の物語です。
さわやかな青春ものとしてもすごくよかったし、「難聴者の権利擁護」「その場の通訳」「障害者の社会経済活動への参加」「自己決定に基づく自立生活」はたまた「障害者の家族(ヤングケアラー)」の問題まで、まるで要約筆記のテキストを読んでいるかのようでとてもおもしろかったです。
難聴者役には実際に難聴の俳優を起用しており、聴覚障害者の気持ちや感じ方などもリアルに描かれていました。そして健聴者である娘役のエミリア・ジョーンズはこの映画のために初めて手話を学んだとは思えないほどの流暢さ。家族で手話を使って会話したり喧嘩したりしている場面がとても美しかったです。
この映画はフランス映画「エール!」のリメイクということです。「エール!」は観てないんですけど、オフィシャルサイトで予告編を見てみると、両親の感じがアメリカ版とあまりにも相似形で笑えます。そのうちフランス版もネットで観ようと思いますが、私はフランスが何よりも好きなのに、フランス映画はあまり好きじゃないんですよトホホ。
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マリコ マリコ (木曜日, 24 2月 2022 19:14)
素晴らしいですね^ ^�
尊敬します。
打ち込んで学べるものがあるなんて素敵です^ ^
フランス映画、ラブーム2^ ^好きです^ ^
でも、私も、、それ以外は、、�
雛澪 (金曜日, 25 2月 2022 00:31)
マリコさん、私「ラ・ブーム」も観てないんです(^_^;)
好きな人には悪いけど「アメリ」もなんでいいのかわからないんです。