若い頃いろいろとサバイバルな旅をしていたので、日用品などで足りないものがあっても暮らしていけるようなメンタルはわりと鍛えられたと思います。
まず、基礎化粧品(※1)はオールインワンジェル(※2)もしくはクリームのみ。化粧品の入手が困難な国や地域に行っても大丈夫なようにと20代で始めたこの習慣は今も続いております。
昔ポンプ式のシャンプー・リンスセットを使っていた時に、リンスが最後まで出きらないのをとても不便に思っていました。シャンプーとくらべてリンスは濃度が高いため、量が少なくなってくると空気式のポンプではいくら押しても上に上がってこないのです。仕方なく最後の3~5回くらいはポンプを外して直接容器から手のひらにリンスを出して使っていました。きっと今、深くうなずいている方がちらほらいらっしゃるでしょう。お風呂場あるあるですね。
で、ポンプ式はやめにして、シャンプーの銘柄と違っていても気にせず、チューブに入ったリンスかコンディショナーを使い始めました。しかしです、チューブ入りのはたいてい少し高いので、天神橋筋商店街などにある、メーカー化粧品が安く買えるお店に行った時に買うようにしているんです。
先日、リンスが切れそうになってからしばらく忙しくしていたのでなかなか天神橋筋商店街に行くことができず、チューブを思い切り押しつぶしたり、チューブの中にお湯を入れてシャバシャバと振ったりして(これもお風呂場あるある?)ついに一滴も残さずリンスを使い切ってしまいました。
近所のお店でメーカー品でない安いチューブのリンスを買うか、高いけど我慢してメーカー品のチューブのリンスを買うかと思案しましたが、ふと「待てよ。当たり前に使ってるけど、本当にリンスって必要なのか?」という疑問が心に沸き起こりました。基礎化粧品がクリーム1つで事足りているように、実は髪の毛だってシャンプーだけで充分なのかもしれない。みんな化粧品会社の策略にまんまと引っかかっているのではないか? という気持ちになり、この機会にリンス不要論を実証するための実験に私は着手したのです。
<結果>
リンスなし生活2日め→全く問題なし。
3日め→髪がちょっと静電気を帯びがちな気がするが、ほぼ問題なし。
5日め→髪を触るとしなやかさにやや欠けるが見た目上は問題なし。
7日め→ちょっと広がりぎみなのが気になり翌日からリンス再開。
<考察>
リンスなしでシャンプーだけであっても1週間くらいは問題なし。見た目や手触りをさほど気にしないならずっとリンスなし生活でも差支えないくらい。ただし、いかなる場合もドライヤーで早めに乾かすことは大切で翌日の髪質におおいに影響する。
<用語解説>
(※1)基礎化粧品
洗顔後、真っ先に顔に塗る化粧品のこと。一般的には化粧水→乳液→クリームの順で美容液やシワ取りクリームなど特殊な効能のものがプラスされることも多い。お出かけの時は、一般的には基礎化粧のあとメイク(口紅やチークなど)を行う。入浴後は一般的には基礎化粧のあと寝る。
(※2)オールインワンジェル
上記の基礎化粧品つまり化粧水・乳液・クリーム・美容液などのすべての効果をあわせ持つ化粧品。たいていはジェル状。割安であることと、1つですむので時短につながるのが大きな魅力。
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kirokuya (土曜日, 13 8月 2022 05:18)
リンスを求めて天神橋筋商店街ですか‥たいへんやなぁ。ここ30年、シャンプーもリンスも使わず、ボディソープで全身洗浄、オールインワン基礎化粧品ですわ�✨
雛澪 (日曜日, 14 8月 2022 16:38)
kirokuyaさん、それはよい方法ですね。そもそもボディソープとシャンプーって
中味いっしょなんじゃないの? との疑問も昔からありました。