☆彡映画「ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」

ジュラシック・ワールド 新たなる支配者」を観た。

過去のジュラシックシリーズやその他の映画(インディ・ジョーンズとか)に対するオマージュが随所に見受けられ、通好みの映画だと思った。
 それにしても、グラント博士やサトラー博士が登場した時のワクワク感といったらない! 二人が再会するところや島に向けて旅立つ場面など、1本目(ジュラシック・パーク)を彷彿とさせる。再会時に1本めのテーマ曲が少し流れていたのも憎い演出だった。ローラ・ダーンは歳をとったなあ。
 今回、はじめから最後まであまりにも恐竜が大量に出すぎていたのがちょっと興ざめで残念だった。1本めや2本目ではなかなか恐竜が出てこない。ジュラシック・パークに降り立ち、恐竜たちが生き生きと活動する様子を初めて見た時のグラント博士の感動。映画の観客も恐竜たちを初めて見てグラントと同じ感動を味わう。

また、施設の中を逃げ惑う人間たちに恐竜の気配が襲いかかる。姿はなくとも雰囲気や音で恐怖を掻き立てる。そのすごさが今作には感じられなかった。

 いわば、恐竜が居すぎて映画の観客が恐竜に少し飽きてしまっているのだ。しかしながら、ジュラシックシリーズという映画の中の世界で恐竜たちがどんどん増えてきて今や人間社会のすぐ隣で共存を探っているというふうに、1本目から6本目にかけて世界が変わってきているのだから、映画の中の人間にとっても恐竜の存在が次第にありふれたもの、当たり前の存在になってきているのだと考えれば、私たち観客がこのシリーズを観て、今、恐竜をありふれたものと感じてしまうのも一種のリアリティと取れなくもない。

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コメント: 2
  • #1

    kirokuya (土曜日, 13 8月 2022 04:57)

    ジュラシックワールド観に箕面109シネマズへ勇んで行きました。なんと次回上映までも満席、夜上映まで約4時間待ちで断念。再チャレンジしてみますかな‥

  • #2

    雛澪 (日曜日, 14 8月 2022 16:42)

    うわあ、それは大変でしたね。主人と私は水曜日の午後に観ましたが、
    満席でなかったので逆に人気がないのかとちょっと心配していました。
    web予約してから行くのもおすすめです。無理されませんように。