予告を見て、恐竜映画に少し飽きてしまった人に訴える映画のように思った。
果たして、全編に渡って「ジュラシックパーク(1本め)」に対するチャレンジとリスペクトに満ちた映画であった。最新の「ジュラシック・ワールド/新たなる支配者」よりよかったと言ったらひいき目に過ぎるだろうか。
恐怖、人間対自然、壮大な風景、友情、善悪、家族の病理とそこからの復活など様々な要素を絡み合わせて90分という短時間にうまくまとめており、まさに息もつかせぬ無駄のなさ。こういう映画は好きです。
猛獣との戦いに決着をつける様は「ジュラシックパーク(1本め)」ファンとしては期待通り。拍手。
今やイメージ上の生き物となってしまった恐竜より、現存する猛獣の方が恐いと思った。心臓の弱い方はご注意ください。ライオンって、顔がめちゃくちゃ大きくて、肩幅とかもすごいのに、お腹から下半身にかけてキュッと引き締まって窪んで上に上がってる、あの体型がとてつもなく恐い。しばらく動物園には行けそうにないなあ。
物語の発端で、主人公ネイトの娘たちが「ジュラシック・パーク」のタンクトップを着ているのもベタで笑えた。ネイトの友人マーティンが、自らを犠牲にしてライオンと車に火をつけたのに、毛がコゲコゲで黒くなったライオンが再びネイトたちを襲って来たときには、登場人物たちと一緒に絶望に沈んだ。
それにしても、ラストの娘の大けがからの回復はあまりにも早すぎない?(笑)もしくは、ネイトは娘の回復に充分なほど長い間意識不明だったのだろうか? って突っ込みどころもありました。
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kirokuya (月曜日, 19 9月 2022 10:40)
えらい黒いライオンやなぁ‥
と思って見てたライオンは、毛がコゲた(燃やされた)んですね?変異種のライオンかな?怖さを演出するための特殊メイクかな?と思て見てました。
テレビの予告編だけでジューブン怖かったです。
雛澪 (月曜日, 19 9月 2022 15:15)
そうなんです。毛のコゲたライオンは結構リアルに感じて怖かったです。
テレビでも予告編あるんですね。公式HPはすごく簡単に作られていて、ちょっと悲しい。