☆彡松山に行ってきたぞなもし（その１）

Kちゃんと数年ぶりの女ふたり旅。南港からオレンジフェリーにて松山へ。

昔はフェリーといえば、大広間で知らない人たちと雑魚寝して旅費を浮かしたものですが、最近のフェリーには雑魚寝ルームがないのです。いいんだか悪いんだか。若い人が貧乏旅行をあまりしなくなったからかなあ。私が20代の頃なんて、若者やったら当然旅行するやろという社会通念があり、貧乏旅行しかも女ひとり貧乏旅をする私などは旅先で一緒になった人たちから尊敬の眼差しをいただいていたものです。そして、ひとり旅をする割にオバケがとても怖い私は相部屋が大変ありがたかったのです。

今回、シングルプラスという部屋を取りましたが、二段ベッドにドアや鍵もついていてセキュリティは万全。でもみなさん半個室という油断があってか声が大き過ぎて、近くの部屋の会話が筒抜け。まるで長屋に住んでいるみたいでした。

松山１日め
いつものことながら、地方都市の朝は遅い。東予港から連絡バスで１時間、愛媛県

最大の繁華街松山市駅周辺でも日曜の７時半から開いている喫茶店は２軒ほど。地

下街の珈琲館で軽くモーニング。リフトに乗って高台にある松山城を訪ねる。帰りは

徒歩で、生搾りみかんジュースを飲みながら。
その後、路面電車で道後温泉まで。道後温泉駅を下りたら商店街があり、名物料

理店やお土産屋さんがコンパクトにまとまっていて歩きやすい。ランチは鯛めしを食べ

る。本来、松山風の鯛めしは鯛の炊き込みご飯で、南予地方の宇和島風の鯛めし

はご飯に鯛のお造りが乗っているタイプ。松山なのに何故か宇和島風のお店ばかり。

まあわかる気もする。以前に内子に行った時はお造りにだし汁をかける鯛めしを食べ

たが、 宇和島風は卵黄とだし醤油を混ぜてかけるものだった。お造りと卵黄のマリア

ージュにびっくり！
ユースホステルにチェックイン後、夕方から町家カフェでスイーツ。道後温泉本館は

整理券方式で、私たちが行った時にはすでに男湯の整理券は配布終了。カップルの

男の子が「明日は何時から配布ですか？」と泣きそうになりながら聞いていた。無事

入れたかな～。
夕食時、事件勃発。居酒屋のメニューで初めて見た「今治焼き鳥」をウキウキしなが

ら注文。届いた焼き鳥はナント鶏皮だけを細かく切って甘辛い焼き鳥のタレを絡めたも

のでした。皮が苦手な二人は必死で食べました。