☆彡平和な世界

 日本人として非常に恥ずかしいことがあった。
 通勤中、外国人の5人家族(旅行者)が電車に乗っていた。6~7歳くらいの男の子二人がお母さんに促されて急に席を立ったので見ていると、近くに立っていた老婦人にお母さんが「どうぞ」と空いた席を示した。ところが老婦人は「結構です」とジェスチャーで断ったのだ。
 日本人同士でもこういう場面を目撃すると辛い気持ちになるが、異国の地での勇気ある親切な申し出、しかも日本人でさえスマホばっかり見てて席を譲ろうとしない車内で、せっかくの申し出を断るとは! 席を立った男の子たちも気まずそう。日本に興味をもって来てくれた人に嫌な思い出を残したくないので、私が座っていい? と聞こうかとも思ったが、老婦人が降りてからの方がいいかなとためらっているうちに、また男の子たちが座ってしまった。
 最悪だ~と思ってたら、彼らが私と同じ駅で降りたので、男の子に「さっきはありがとう。彼女はとてもシャイなので」と言った。私の英語が通じたかはわからないが、お母さんが笑ってくれたので多分あとから説明してくれてるだろう。今後もし私が誰か(日本人でも)に席を譲られることがあったら、どんな状況だろうが次が降りる駅であろうが絶対に断らないようにしようと固く心に誓った。

 国内でも国外でも、旅先での経験は一生心に残るものである。出逢った人、出来事、自分が起こした行動などによってその地が好きになる。例えば離れた土地で事件や災害などが起こった時にも他人事ではなくなる。私はそういうことを知るために旅をしているのです。ただのレジャーじゃないのよ。世界中の人が世界中のいろんなところに旅をすることが、とても遠回りだけど平和な世界を創ることにもつながるのでは、とさえ思う。

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コメント: 2
  • #1

    kirokuya (土曜日, 20 1月 2024 18:09)

    公共の場での弱者に対する配慮を持った偉大なお母さんに遭遇されたのですね。席を譲った子供たちも、大人になったら、自分の子に同じことをするのでしょう。私なら礼を言い、喜んで座らせてもらいます。
    昨今、一部乗車マナーの悪い客には辟易しています。周りへの配慮なく、スマホに集中しているおねえちゃん、脚広げて座ってるおにいちゃん、座席に買い物袋置いてるおばちゃん、大声で会話してる高校生、優先座席を譲らないサラリーマン、乗車の平等を主張して敢えて女性専用車両に乗るおやじ、遅い時間帯では、ささいな事にきれて喚き散らしてるじじい。
    公共の場では気を抜くと自分もその当事者になるので、たとえ飲酒時でも、周りへの気配りは心掛けています。老害じじいにならないよ~に!

    末尾「世界中の人が……とさえおもう」なんと壮大な思惑。

  • #2

    雛澪 (土曜日, 20 1月 2024 23:45)

    きっと彼らはよい青年になると思いたいです。
    女性専用車両といえば、男女連れ(カップルや夫婦)で乗ってるのが私は一番
    腹立ちます。なんで奥さんが注意せえへんねん。「ちょっとくらいええやん」
    とか言い合っているのでしょう。
    引き換え、途中で女性専用車両に乗ってしまったことに気づいて真っ赤に
    なってるおじさんとかはカワイイです。
    以前目撃したおじさんは、ギュウギュウ満員なのに必死で隣の車両に移ろうとして
    女性たちの間をかきわけていました。よけいに女性に触ってしまうやんと思ったけど
    憎めませんでした(笑)
    カップルで乗っていて途中で気づいた男の子が、パーカーのフードをかぶって
    ごまかしていましたが、隣に立ってたオバチャンに「ばれてるで~」と言われて
    まわりの笑いを誘っていました。こんなおちゃめなのは許せます。