ひとえにシナリオのせいなんだけど、出来事の重大さに比べて主演の満島ひかりさんのセリフや行動が軽すぎ、漫画チックに感じてしまってなかなか入り込めなかった。
舞台はとても大きな業界・社会。でも世界観は小さな作品だと感じたのだ。前回もブログに書いた「映画的なるもの」といった壮大さを感じることができなかったのだと思う。
何度か出てくる「桃太郎と金太郎」の喩えもそれほどうまいと思えない。文章で読むのと演技で観るのとは感じ方が違うんだから、原作がそうであったとしてもシナリオとしての工夫や変更は必要だと思われる。
相手役の岡田将生さんの抑えた演技はよかった。あと、端役の綾野剛さん、星野源さん、麻生久美子さん、そして薬師丸ひろ子さん。彼らの存在感はすごくて、出てる時間は少しなのにさすがだなあと思った。剛くんはシリアスな芝居もすごくいいけど、こういうコミカルな方が好きかな。
火野正平さん、宇野祥平さんの親子は最高!
配送料が〇〇円上がっても、たいして収入変わらないよな~ってブツクサ言いながら人のために真剣に働いてる、こういう人が世の中で一番かっこいい。こんな人たちの物語を作ってほしいものだ。
脚本の野木亜紀子さん「カラオケ行こ!」はよかったのにな。とりあえず「罪の声」観ようかな。
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kirokuya (木曜日, 05 9月 2024 13:47)
(メールよりのつづき)
突っ込みどころは満載でした。
①脚本の破綻
②*アンナチュラルと*MIU404
③満島ひかりと阿部サダヲ、火野正平
①物語り3分の1くらいのところで、えっ主人公とっくに犯人わかってるやろ!
②この先行ドラマ持ち込まんでもええやろ!ドラマのファン、それに出演していた俳優のファンの取り込み狙い。
③満島ひかりさんはコメディエンヌ、阿部サダヲさん、火野正平さんはコメディアン。この3人の演技は立ってました。
映画自体、ストーリーは?ながら、社会性も盛り込みつつ、CGのでしゃばりもなく、エンターテイメントとして楽しめました。
ドラマは脚本力、映画は監督力、舞台は役者力といわれますが、この映画に関しては、製(制)作力を感じました。観客動員数はいざ知らず、客寄せの要素が凄い。逆に満島ひかりか阿部サダヲ主演でドラマ化したいんちゃうんかえ?もうすでに企画してるのかも!?
(俳優、敬称略)
桃太郎と金太郎の喩えは陳腐の極み。センスなさすぎ!!もひとつ!
雛澪 (金曜日, 06 9月 2024 14:33)
①②同感です。
③火野正平さんはただそこにいて決められたセリフをしゃべってるだけで
人間(登場人物)が見えてくる。存在そのものが芸術。
若い頃は特に何も思ってなかったけど、お年を召されて素晴らしい役者。
他の2人は私はそれほど……。
観客動員数はいざ知らず、客寄せの要素が凄い。
→水曜サービスデーなんばTOHO、3つの会場で上映。最大の会場ほぼ満席でした。
桃太郎と金太郎の喩えは陳腐の極み。
→あ~よかった。ブログではオブラート10枚くらいに包んで書きましたが、
ホントは私も陳腐の極みと思いました。
こういうのがあると作品に入り込めないんですよ。
この喩えをセリフで言わされる満島ひかりさんが気の毒に思ったほどです。