☆彡たびごはん ~ 続・長崎旅日記

34日の長崎旅行中、『花月』のような豪華なことばかりしていたわけではなく、どちらかといえばいつも通り質素倹約型旅行だったのですが、その中でも特に印象に残っているご飯の数々を記してみたいと思います。旅のいちばんの楽しみは土地土地の食事(とスイーツ)です。

初日の夕方、ガイドブックでチェックしていた『梅月堂』の「シースクリーム」を食べにいったところ、本店はカフェ休業中、支店も早々にオーダーストップしたとのこと。「シースクリーム」とはスポンジケーキに黄桃とパイナップルの乗った生クリームのケーキで長崎名物らしいです。がっかりして商店街を抜けた先にあるさらに細い道の昔ながらの商店街の方をプラプラ歩いたのですが、このご時世で他の喫茶店とかも早くしないと閉まってしまいそう。ケーキの種類が多いおしゃれなカフェをさんざん捜し歩いて結局見つからずに終えるパターンが普段からひじょーに多いので、あまり欲を言わず特に目立つところもない手近なカフェに入ったところこれが大正解。このような予期せぬ幸運も個人旅行の醍醐味です。スイーツの種類は2つくらいしかなかったのですが、お店オリジナルの「かんころ餅のタルト」がほんのりした甘さでホクホクですごくおいしかったです。ちなみに、かんころ餅は長崎県の五島列島の名物だそうです。女性店員さんとも少し話して「長崎を楽しんでくださいね~」と言ってもらいました。眼鏡橋近くにある『カフェ豆ちゃん』です。帰阪してからチェックしてみると、金土日しか営業していないそうで、なんと予期せぬ幸運。

翌日の夕方に再度シースクリームに挑んで、こちらも素朴なケーキでしたがおいしかったです。

花月でお昼を食べた日は稲佐山の夜景を見に行ったので晩ご飯が遅くなり、繁華街からも離れてしまったのでなかなか適当なお店が見つからず「お昼はぜいたくしたから」と大阪のオバチャンぽい理由で吉牛(よしぎゅう・牛丼の吉野家の大阪語訳)でカレーを食べました。旅先でこのような普通のことをするのもおもしろくて好きです。一人旅の時はよくその地の図書館で過ごしたり、スーパーや映画館やプチエステとかにも行ったりしました。

長崎での最終ごはんは「ちゃんぽんと皿うどんは何度か食べたから、長崎のラーメンも食べてみたい」と夫が調べてくれた、チンチン電車終点の石橋駅近くの『大浦三八ラーメン』へ。写真の通り、かなりヘヴィーな外観、そして店内も期待に違わずかなりな歴史感。間違いなく親子だろうなあと見受けられるおじいちゃんとおじさんで切り盛りされています。豚骨ラーメン二杯でなんと900円。ラーメン男子である夫は「こういうのが本来の豚骨やねんっ」と興奮気味。あんまりよくわからんかったけどおいしかったです。もやしとねぎとチャーシューが入ってました。

もう一つ、忘れることのできないお店があるのですが、長くなりすぎるので次の項にまわします。

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コメント: 2
  • #1

    かんちゃん (日曜日, 25 10月 2020 10:54)

    一見にしかず!
    思った以上にヘビーな外観!

  • #2

    雛澪 (水曜日, 28 10月 2020 00:03)

    かんちゃん、こういうお店に行くと個人旅行のよさをしみじみと感じます。