☆彡門司~下関旅行記 その3

5月18日(水)

ホテルから30分ほど歩いたラーメン屋さんで昼ごはん。ところが夫はラーメン屋さんの前を素通り。「このちょっと先に水門があるねん」私は「水門って何?まあいいけどおなかすいたし先にラーメン食べたかったなあ」って感じでヨロヨロついていく。
 下関の外れに水路で分断された彦島という地区があるのだが、その水路には世界最小のパナマ運河式水門と呼ばれる下関漁港閘門(こうもん)が建設されている。閘門とは船の進入に併せて2つのゲートを開閉し、注排水によって日本海と瀬戸内海の干満差から生じる潮位を調整して安全に船を通す仕組みで、人や自動車用の通行橋も船の運航時には昇降するため、一日に何度か水路を渡れない時間帯が存在するのだ。

現地にはとても分かりやすい説明看板が設置されていて、すごく面白かったし、ものものしい閘門の雰囲気もよかった。今回の旅でいちばん意外な感動だった。個人旅行じゃないと絶対にここへは来なかっただろうなと思う。今回は行けなかったが、彦島の北端には『下関ふくばやし』という民謡に出てくる南風泊(はえどまり)漁港もあるそうだ。

その後、無事とんこつラーメンと餃子を食べ終え、下関駅へ。20年以上前に初めて下関に来た時に「ふく天ぷらうどん 350円」を食べた駅構内の立ち食いうどん屋さんも、別経営になってはいたが健在でうれしかった。ふく天ぷらうどんは倍近くの値段になっていた。

通り魔事件や放火事件など悲しい記憶も残る下関駅だが、にぎやかに人々が通り過ぎる。また来たいな、と思いつつJRにて九州小倉へ。TOTOミュージアムでいろんな古今東西の便器の展示を見て、オシャレなカフェを探して何キロも歩いた末結局駅ビルの中のフツーの喫茶店で、時間がないとかいいながら結構フツーのケーキを食べ、バスで新門司港へ。夜の出航にて帰路に就く。

 

この3日間の歩数:2万6千歩+2万6千歩+2万7千歩だったそうです。

この旅お気に入りの1枚。JR門司駅近くの昭和な商店街
この旅お気に入りの1枚。JR門司駅近くの昭和な商店街

コメントをお書きください

コメント: 6
  • #1

    kirokuya (月曜日, 06 6月 2022 12:35)

    やっぱりラーメン餃子か~え。

    ふく天ぷらうどん、倍の値段になってましたか‥それでも安いと思うけど、350円で食べられたんやねぇ。

    文字でたどる旅行ができました。ありがとうございました。
    しかし、ぎょうさん歩きはったなぁ、まだまだ若者ですな�

  • #2

    雛澪 (月曜日, 06 6月 2022 23:07)

    kirokuyaさん、ほんとにうちの旅は歩き詰めです。まだまだ私も体力は大丈夫と
    安心しました。
    ラーメンはあっさり系のとんこつで、夫によるとこれが本来のとんこつだそうです。

  • #3

    kirokuya (火曜日, 07 6月 2022 01:21)

    さすがラーメンフリークの旦那さま。ウンチクがおありのよ~で( ゚Д゚)ウマー

  • #4

    雛澪 (火曜日, 07 6月 2022 10:36)

    あっさり系でおいしかったです(*'▽')

  • #5

    かんちゃん (月曜日, 13 6月 2022 22:29)

    3日連続26000歩超えは疲れたでしょう!でも楽しそうな旅だなぁ。私も下関行きたくなりました(^^)

  • #6

    雛澪 (水曜日, 15 6月 2022 01:30)

    かんちゃん、下関いいで~!
    この旅行で泊まった下関ステーションホテルは、記録をたどれば3回目の宿泊だった。
    無料朝食がおいしかったよ。