☆彡スープのおいしい季節になりました

JRのホームの自動販売機にHOT缶が増えていて、コーンスープも復活している。夏の間は冷やしたコーンスープが売られていて、仕事が終わって小腹がすいてる時など重宝した。通りすがりの人達に「コーン」ってあだ名をつけられてるんじゃないかと思うくらい頻繁に飲んでいたのでちょっと恥ずかしいくらいだった(^o^;) 自販機には他にオニオンスープとクリームシチューもあった。冬の食べ物はいいですねぇ。去年はクリームシチューもおでんも粕汁も1回ずつしか作らなかったので、今年はもう少し頑張ろう!
 スープといえば、ゴッホにトマトスープをかけたりモネにポテトをかけたりするのは食べ物を粗末にする=環境破壊にあたらないのかな。始めにこのニュースを聞いたときは悲しくてたまらなかったが、動画で見ると目立ちたい半分のあまり賢くなさそうな感じなので、悲しんでるのもバカバカしくなった。せめてキャンベルのスープ缶にするくらいの洒落た発想もないのだろう。Heinzだった。輸送に石油を使うからといって環境破壊の元凶のように言われたら、草葉の陰のゴッホもさぞ心外だろう。作品を守る美術館関係の方々の負担、心労はいかばかりか。でも古今東西、芸術というものは様々な部類の「あまり賢くないものたち」と戦いつつ発展してきたものなのだ。
 バカバカしさを承知で言わせてもらうと、ゴッホの絵より人の命や生活が大切なのは当たり前だ。だが、ゴッホにダメージを与えることで人の命を救える方法があるのなら教えてほしい。大事なもののためにムダを排除すればよいという発想は「税金を使っている公共の施設だから」といってホームレスの人たちを公園から追いやる発想と、実はよく似ている。黒と白の間に数限りないグレーがあることを認めず、自分の考え、やり方こそが正しいのだと信じる社会や個人に成熟はない。
 そして私が一番言いたいのは、希望のない状況で最後に人間の心や命を救うのはまさに芸能・芸術・文化だということ。この度のコロナ渦で私はそう強く実感しているのだ。

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コメント: 3
  • #1

    kirokuya (日曜日, 30 10月 2022 13:39)

    表題からは、ほんわかした御夫妻の日常のレポートかと思いきや、ゴッホ経由の、芸能芸術文化への言及。
    私にとっての命題でもありますので、♪道に迷っているばかり♪(森田公一とトップギャラン   
    青春時代 より)の現状、コメントする用意がありません。

    ただ断言できるのは、缶入りスープはキャンベルよりもハインツのほうが良い!

  • #2

    雛澪 (月曜日, 31 10月 2022 22:30)

    Kirokuyaさん
     私は答えを出す必要はないと思っています。
     三味線をしている人が「犬・猫の皮を使っている」とたまに非難されますが、その非難してくる人が牛や豚は平気で食べていたりします。
     三味線をしている人の多くが犬や猫を飼い、かわいがっています。牛や豚にも感謝をしつつおいしくいただきます。そういう雑多なことを受け入れながら生きていけるのが人間のたくましく素晴らしいところだと思うんです。

  • #3

    kirokuya (木曜日, 03 11月 2022 10:18)

    雛澪さん、おはようございます。コメントへの返信ありがとうございます。
    私自身、答えの導き出せる命題ではないと思っています。矛盾をはらみながら、これからも芸能を楽しんでいこうと思っています。

    命題:論理学のものではなく、
    テーマと置き換えてくださったほうが、伝わるのかも‥