☆彡芸能人が見る夢について

 新年一発めの悪夢。
 出られるはずのない演奏会に招かれ、その下合わせ(合同練習)に行った。出演者の誰彼に挨拶回りをしていて三味線準備の時間が少なくなり、あわてて準備するが緊張しているためなかなか調弦(チューニング)ができない。
 そのうちに練習が始まってしまったので、別室に行って調弦を試みるもダメ。
仕方ない、もう今日は帰ろうと思ったのだが、いくら探しても私の三味線ケースが見当たらないのです。
 起きたらクタクタ。寝てないより疲れたわ!
 夫に悪夢の話をし「夢の中では、本来の自分よりレベルが下がってるよね。賞をもらって絶賛されてるとか、ものすごく強くなって空も飛んでる夢とかって見ないやん」と言ったら夫が言った。「ピョンってジャンプしたらビルよりも高く跳べる夢を見たで。おお~って喜んで何回も跳んでた」
 えー、私なんか若い頃は飛ぶ夢をちょくちょく見たが、決まって地上1メートルくらいの高さを平泳ぎの動きで移動してる夢。かっこ悪~。単にプールに行きたかっただけなのかな。
 ビルよりも高く跳んでも、夢の中では「おお~」くらいで、それほどビックリしてないのが笑える。夫は高いところが苦手なはずだが、ビルよりも高く跳ぶのは大丈夫だったのかな?
 芸能人がよく見ると言われる夢に「幕が開いた瞬間に、セリフも唄も全く覚えていないことに気づく」というものがある。これについては文楽三味線の鶴澤清介師の面白い話を聞いた。
 清介さんも、床がクルッと回って舞台に出る瞬間に「しまった。暗譜できてない!」というのを何度も見て冷や汗を流したそうだ。ところがある日の夢で、いつもとはちょっと違って「わ~また覚えてない。でも今まで、弾けなくて大変だったことは一度もないから今回も大丈夫なはず」と思ったそう。
 それを境に、くだんの夢は全く見なくなったそうです。

コメントをお書きください

コメント: 5
  • #1

    栄月 (木曜日, 26 1月 2023 20:32)

    なんと、、、僕も、地上1mの飛行をする夢を、10代の頃見ていましたよ。。
    今にも落ちそうなんで、自慢にもならない程度の飛行で。
    クラスで何かしら目立ちたい願望の現れだったのかなぁ、、と。

    高く跳べるのは自己肯定感が高いって事ですかね。。
    僕の場合、高〜い塀の上にまたがっていてそれが倒れ出して、
    汗だくで目覚める事もありました。

    どちらも、大人になってからはあんまり見なくなりました。

  • #2

    kirokuya (金曜日, 27 1月 2023 03:29)

    雛澪さん、栄月さんの夢の話、拝読。地上1メートルを平泳ぎで飛んでるのはなんか逆に怖いです。ひと跳びビル超えってスーパーマンやん!私生憎飛行跳躍系は見たことがなく、落下系はよく見ていました。そう‥悪夢が99%です。舞台でトチ(る)夢ではなく、トチ(った)夢は今でもよく見ます。あぁこれは夢なんやと自分に言いきかせて起きた直後の嫌感はうんざりします。幸いすぐ忘れるのですが。あと黒歴史の夢、自分が積み重ねてきたことやからシャーナイな。100回に1回ぐらいエエ夢見たいです。

    余談:映画の話。
    黒澤明監督作品の

    映像美に溢れた
    私の好きな一作です。
    推しときます。

    ブログ、今年も楽しみにしています。頼りにしてまっせ~
    ―読者―

  • #3

    雛澪 (土曜日, 28 1月 2023 10:08)

    栄月さん、kirokuyaさん
    地上1m飛行の夢は意外にスイスイ気持ちよくて私は好きでしたよ。
    なんかクレージーキャッツみたいですね。
    まあ芸人特有の夢ということにしときましょう。
    あっ、黒澤監督の映画はあまり観てませんが「夢」は観ました。
    →私の黒歴史。

  • #4

    kirokuya (土曜日, 28 1月 2023 14:43)

    余談:続き‥
    1970に どですかでん をリアルタイムで観て、以降の作品はすべてリアルタイムで観ています。あらためて映画(=映像)の総合芸術性を認識させてくれました。感謝‥
    雛澪さん、ブログの本題からハズしてしまいました。失礼‥

  • #5

    雛澪 (火曜日, 31 1月 2023 01:36)

    kirokuyaさん、すべてリアルタイムとはすごいです。
    あと、「夢」→私の黒歴史というのは、映画が悪いという意味ではなく
    「夢」を見に行った時のシチュエーションが黒歴史(?)ということです。