☆彡三味線空中分解?

 選挙に行くとちょっと大人になったような気がするヘンな私です。

 大阪の人の維新に対する愛情は、同じく大阪の人の阪神タイガースに対する愛情にちょっと似てる気がします。

 

出囃子と弾き唄いで舞台出演させていただきました。たくさんの方に聴いていただけたこと、演奏の場を与えていただけたこと、すべてに感謝、感謝です。
 さて、そこで起こった大事件です。弾き始めのジャン、と鳴らした瞬間に三味線の胴がぐるんっと大きくナナメ前に回転したのです!!

「棹が外れたっ」と私は思いました。三味線の棹は三分割されていて、一番下の部分が皮を張ってある胴につながっています。その部分が外れたと思いました。これは三味線の空中分解といってもよいほど大変なことです。よりによって本番中に。もうこうなったら弾くことができませんので開き直って三味線を見ると、胴が回転したと感じたのは間違いで、胴かけ(胴を腕で支えるときに役立つアームレストのようなもの)が胴から外れてナナメになっていました。慌てて元に戻し、弾き直して事なきを(?)得ました。

 本番中、練習中を含めて初めての経験。弾き始めを待っている間、胴かけに乗せていた腕にあまりに力が入り過ぎていたため、撥を振り下ろした時に前につんのめったようでした。

 普段使っている胴かけはちょっと古くて傷んでいたので、前日に別の胴かけに交換していたのですが、家に帰って調べてみると、普段使っている胴かけと比べて少し胴への引っかかり部分が浅かったのです。このために余分な力が入った時にぐるんっとなりやすかった訳です。

 

 本番だからといって慣れていない道具に変えるのはよくないことだと勉強になりました。