☆彡誰も教えてくれなかった

子供時代のYマハ音楽教室に始まり、部活や習い事でトータル30年近く演奏者として音楽に関わってきました。やや複雑な譜面になると弾き間違いが多い気がして、なんでかな~と思っていました。
 ある朝、お稽古していて気づいたのです。自分が譜面の「今、弾いている」ところを見ていることに。厳密にいえば、弾いているところの1拍先くらいを見ているのでしょうか。そうでなければ「譜面を見て脳が理解する短期記憶に留め、ツボの位置に左手を持っていく短期記憶したリズムに合わせて右手を動かす」という一連の動作が少し遅れることになりますから。
 わかったのは「今、弾いているところを見ていては遅い」ということです。試しに、1~2小節先を見て弾くようにすると間違いが少なく、しかも速弾きできる! カラオケの歌詞が歌よりも少し早くマーキングされるのと同じです。
 訓練次第で5小節くらいなら一気に見られそう。速読術みたいですね。数小節一気に見てから少し前に戻って確認しつつ弾いたりもできそうです。速読と同じで、このように素早く見たほうがかえって理解度が深いと思います。

 

もしかしたらこれって当たり前のことなの? でも今まで誰も教えてくれなかった。今これを読んでいる方は幸運かもしれません。